為替の口先介入だけではなく実弾も行使できるのが政府や中央銀行ですが、実際に思い通りに動かないのもまた為替の難しさでもあります。
また、政府の意図する所とは別に政府当局の中も決して一枚岩ではないため、それぞれの思惑が交差した挙句の動きとなるため、ある人にとっては成功であっても別の誰かにとっては失敗ということも往々にしてあるのです。
投資家にとっては簡単な話が自らのポジションが儲かっているか損かの二択で判断できるので非常にわかりやすい話ではあります。
本質的な投資において為替はオマケに過ぎないとしても、その影響を無視できるほど相場の世界は甘くはありません。
それでもなお手段を選ばず動いてくるのが通貨マフィアの世界です。