ヘッジファンドも自己資本で勝負する時代

2020/02/21

投資


顧客なしで20億ドルを稼いだヘッジファンド・マネージャー
(出典:Forbes JAPAN 2020/02/21 11:30)

SPDRマンです。

ヘッジファンドからの資金流出が止まらない不遇の時代においても、
成功しているファンドは存在します。

ただ少し様相が異なるのは、外部顧客の資産ではなく、ファンドのオーナー自身や、
自社のパートナーと社員の資金のみで勝負するスタイルだということです。

プロも自らの身銭を切って勝負する時代になったということなのでしょうか。

自己資本のみでの運用ですので、当然運用額は少なくなるため、
リターンを追い求めるにはそれ相応のリスクを取る必要があります。

出典元の記事によると、特定の時期の長期債券ポジションや、
市場間を跨いだ高速取引(参照:【SBI】ダークプール問題)、
レバレッジの拡大など、ヘッジファンドらしい攻めの投資を実践しております。

資金量で圧倒する投資スタイル(GPIFのような巨大機関投資家のスタイル)ではなく、
凄腕の個人投資家が行うようなスタイルで市場をアウトパフォームしているようです。

個人投資家に有利な条件が整ってきている時代においては、
機関投資家も個人投資家的な投資手法を用いることが有用なのかも知れません。

改めて、投資をするには非常に面白い時代だと感じたSPDRマンでした。

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身軽な投資家が恩恵を受ける時代です

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