ボストン連銀総裁、幅広い資産購入検討を-リセッションに備え
(出典:ブルームバーグ 2020年3月7日 16:20 JST)
SPDRマンです。
当ブログはインデックスファンドやETF投信を買うことがテーマのブログですので、
このところの相場変調で他の投資スタイルからインデックス投資への鞍替え組が
流入して来て下さることを歓迎しております。
その一方でETFや投信は市場の「大量破壊兵器」でもあるので、
利用の仕方次第では良い方にも悪い方にも強力に作用します。
参照:大量破壊兵器の平和利用(週間報告2019/11/24)
中央銀行による株式市場への介入は、市場を歪めるため好ましくないというのが、
市場原理主義的な立場の通説ではありますが、その一方でアベノミクスは日銀による
ETF買いが一定程度の効力を発揮してきたことに疑いの余地はありません。
この政策はのちに高い代償を支払うことになる可能性がある一方で、
景気後退への対応策としての手段としては、中央銀行にとって非常に魅力的な手段です。
FRB・ボストン連銀のローゼングレン総裁は、利下げと債券購入では不十分な場合、
米金融当局に幅広い証券あるいは資産の購入を認めるべきと言及し、
米連邦準備法改正の必要性を訴えました。
(言い方を変えれば、それだけヤバいリセッションになるかもしれないということです)
日本以上に老後資産問題を株式に頼っている米国では、株価の下落は死活問題です。
(そして国力や情勢は違えど、現在の米国の姿は将来の日本の姿です)
たとえ市場を歪める行為であったとしても、リセッションに対しあらゆる手段を講じ、
景気を回復させることが、リーマンショック後の中央銀行の至上命題になったのかも
しれません。(それが正しいことかどうかは分かりません)
このことが、株式(ETF投信含む)というアセットを保証するものでは全くありませんが、
好き嫌いは別にして、たとえ下落相場であろうとも決して退場せずに、
株式には一定の資産を分配するべきです。
当ブログは最近強気のスタンスに転じておりますが、正直タイミングとしては
早すぎると思いますし、本来の買付再開基準価額よりも高い水準で、
買い増しを開始してしまっております。(なぜならネタブログだからです笑)
インデックスETF投信といえど、所詮は株式の詰め合わせに過ぎませんので、
100%安全なものなどありません!個別株と違い倒産リスクがないだけで、
ちゃんと下落しますし、ダメなときは本当にダメです!!
(ダメな商品の場合、償還リスクもあります)
賢明な読者の皆様はちゃんとご自身の方針に従って正しく資産運用を行いましょう!
インデックスに乗り換えればセーフという謎の風潮草— なんぴんバニーサ🐇含み損フレンズ (@pachinkas_usagi) March 7, 2020
みんなで買おうETF!