【2558】設定日の基準価額に戻る!簡単な乖離の確認方法

2020/06/08

ETF


(出典:【2558】とりあえず初日の記念買付 2020/01/09)

SPDRマンです。

本日の引値でMAXIS 米国株式(S&P500)上場投信【2558】は設定当初の10,000円ピッタリとなりました!



まだまだ設定間もないETFですので、乖離がたまに酷かったり、初回の分配金が設定日の関係で満額とならず少ないなど、不満の声も一部聞こえてきますが、もうそろそろ落ち着いてくる頃ではないかと思います。

そこで今回は【2558】の基準価額の簡単な算出方法をご紹介したいと思います。

ベンチマークから詳細な計算をして求めるちゃんとしたものではなく、買い付けを実施する際に上振れ下ぶれを確認するための参考値ですので、あくまで参考程度のものです。

以前に【1557】の算出方法をご紹介しましたが、その延長です。

参照:1557について

【1557】の参考値は「S&P500指数(先物)×為替(ドル円)÷10」で算出することができるのですが、同様の手法で【2558】も算出できます。

「S&P500指数(先物)×為替(ドル円)÷35」

で算出できます。係数を35に変更しただけです。

本日の【1557】の引値は35,050円ですので、少しぶれておりますが、【1557】は【2558】のおおよそ3.5倍の価額で推移しております。



実際に本日(2020/06/08)15:00の引値時点の数値で算出してみると、

3,196×109.52÷35=10,000.74

と引値の10,000円とほぼ一致します。

もちろん引値で成り行きの大きな注文があったりすると多少ブレますが、概ね誤差の範囲内に収まります。

この概算値から大きく価額がずれているときは乖離が生じている時です。

動きが多少荒いこともありますが、約10,000円から投資できますので、銘柄選択に困った際の取り敢えずの預け先として【2558】を利用してみるのはいかがでしょうか。

手計算で検算できる商品は意外と便利だと思うSPDRマンでした。

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