書評『業界破壊企業 第二のGAFAを狙う革新者たち』

2020/11/17

書評

テスラがいよいよS&P500指数に採用されるそうですが、勢いのある新興企業は早い段階からチェックしておきたいですよね?!

本日紹介する書籍は「CNBC Disruptor 50」に選出された企業を、起業家であり大学教授でもある斉藤徹氏が独自の分析で紹介する書籍です。


ビジネススクール等で聞くことのできるイノベーションに関する講義をベースに、上場前後のディスラプター(業界破壊企業)の実際の事例とともに理解しようという感じです。(講演スライド (2020年版)

巣篭もり銘柄としても注目されていたペロトン・インタラクティブ【PTON】や、ビヨンド・ミート【BYND】のライバルと言われているインポッシブル・フーズ、ソフトバンク・グループの投資で話題となったWeWorkに、IPOの際は当ブログではクソ株扱いさせてもらったキャスパー【CSPR】など今をときめく企業(上場前の企業も多いです)が起業家目線で紹介されております。

必ずしも、こういったキラキラした銘柄への投資が、素晴らしいリターンに繋がるとは限りませんが、新興企業が何をしているのか知ることは決して無駄にはならないはずです。

新書版に大量の企業の紹介が入っているため一つ一つの分析は浅めですが、全体を通して、著者が志すハッピーイノベーションというコンセプトを伝えようとしております。

書評で紹介するよりもネット上の関連ページの出来が良いため、是非このブログ記事内にあるリンクから各資料等にアクセス頂いて最新情報をチェックして下さい。

正直この中から第二のGAFAは見つからないかもしれませんが、自分なりの投資コンセプトを見出すことができれば、GAFA以上のリターンが見込めるお気に入り銘柄に出会えるかもしれません。

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