「一知半解」の投資(週間報告2021/06/20)

2021/06/20

投信


今週はFOMCの発表等に注目が集まりましたが、結果的にはグロース株が持ち堪えた週となりましたね。

ダウ平均は3.4%、S&P500指数は1.9%の下落となった一方で、ナスダック総合指数は0.4%の上昇となりました。

小型株への影響は大きくラッセル2000指数は4.2%近く下落しているため、保有銘柄によっては結構明暗が分かれているのかもしれません。

それでは今週の週間報告です。


全体で39.88%のプラスです。
先週末時点では、609,407円、39.30%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+8,872円)

増えておりますがが金曜のNY時間の下落分が含まれておりません。

かつてグーグル日本法人社長・米本社副社長を務めた村上憲郎氏は、「ツキの村上」と呼ばれるほどキャリアや出世に恵まれましたが、その幸運の引きの強さをご自身で分析されております。

様々な先端分野の研究者と話を合わせるために、伺った方の専門分野の薄めの入門書を、細かいところはわからないままにしてわかるところだけ解読することに専念したそうです。

村上氏は「一知半解」と名付けているそうですが、この手法で約1500冊もの異なる分野の本を読んだそうですが、この活動がのちに「知の参照体系(フレーム・オブ・リファレンス)」の形成に寄与したそうです。

自分なりの知の体系を育てると、引用元では「でっちあげ」としておりますが、ある種の勝負勘を鍛えてくれます。

多くの個人投資家が(場合によっては機関投資家も)雰囲気投資に身を投じるわけですが、どういう知識がどこで役立つかの予測は難しいです。

やはり意外なところで勝負は決まる以上、こういった書籍の重要性がより一層高まって来るのです。

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