本気の投資かエンタメか(週間報告2021/07/11)

2021/07/11

投信


今週は週半ばに大きく崩れる展開がありましたが、週単位ではダウ平均は0.2%、S&P500指数は0.4%、ナスダック総合指数は0.4%の上昇と、三指数とも史上最高値を更新しました。

その一方でラッセル2000指数は1.1%の下落と少し軟調でした。

それでは今週の週間報告です。


全体で41.33%のプラスです。
先週末時点では、696,104円、43.49%のプラスでしたので減りました。
(先週比:-34,627円)

投信は金曜のNY時間の結果が反映されていないため、下落したままの結果となりました。

下落したと言っても、今月の投信の買い付け分より多い含み益が乗っかっているため、月単位で切り取ってもマイナスにはなっていないようです。

先日書評で紹介した『ROCKONOMICS 経済はロックに学べ!』の転載記事に、ミュージシャンとそれ以外のエンタテイナーを分ける「稼ぎ方」の決定的な違いの部分が掲載されておりました。

コンテンツ産業において、コンテンツの質とその収益性は必ずしも一致しません。

これはミュージシャンだけではなく、作家業や投資ブログなんかも同じ構図です。

質の高いものではなくエンターテインメント性を追求するかアフィリエイトを意識した方が書籍やブログは儲かるのです。

ただ、投資の世界の厳しいところは、エンタメ路線やコンテンツの収益化に走ると、投資家として最も大切な運用のパフォーマンスに悪い影響を与える恐れがあるところです。

中にはバランスよくできる方もいらっしゃるかと思いますし、投資は本気で挑んでも必ず結果が伴うとは限りませんので、肩肘張らない方が良いとは思いますが、扱う資産額が大きくなるにつれて悩みの方向性も変わってくるのかもしれません。

端金を人から巻き上げるよりも、与える側の人生を送りたいものです。

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