株は少額で勉強ではなくたくさん買っておいた方が良い

2021/10/08

投資


初心者向けや株式投資の導入に際し、お試しで少額で始めてみようという内容の記事をよく見かけることがあります。

この内容はリスク許容度の確認や投資や経済への興味、投資開始のタイミングを失わないという意味においては非常に有用なアドバイスだと思います。

また、トレードやギャンブル的な投機にのめり込むよりは控え目な投資を継続していった方が、結果的には期待値が高まるケースも多いため、改めてつみたてNISA制度は良く出来ているなと感じます。

その一方で、ここ最近(ひと昔前?)の流行りのライフサイクル投資術的なアプローチですと、投資初期ほど過剰なリスクを取り徐々に保守的なポートフォリオに移して行く方がエクスポジャーが均一化され、結果として良いパフォーマンスになるという説も人気です。

よくいる一代で大企業を築き上げる経営者なんかは、まさに投資初期に過剰なリスクをとることによって事業を膨らませることになるのですが、それに近い感覚で金融商品を用いて資産形成することになるのだと思います。

投資はなるべく早い段階から多くのポジションを取っていた方が時間を味方にできるため圧倒的に有利ですが、投資を開始したいと思う方が増えるのは往々にして市場が過熱している時期ですので、一括で投資するよりは数回に分けてポジションを取った方が平均取得単価を下げられたりすることも多いです。

大事なのはタイミング以上に長く続くか(≒市場に居残り続けられるか)ですので、最後はリスク許容度の範囲内でという逃げ方になってしまいますが、なるべく早い段階でポジションを構築しておけば上手い運用などしなくとも結果を享受できたりするが投資の良いところです。

その恩恵を受けるためには気持ち多めにチャージしておきましょう。

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