投信vsETF、最近はETFが圧勝

2020/12/14

ETF


当ブログは「ETF投信雑記」というタイトルを冠しており、基本的にはETFや投資信託を上手く活用して資産形成をしようというコンセプトが当初はありました。

ただ、自身の資産形成初期の頃は非常に投機的なスタイルだったこともあり、つみたてNISA制度が登場するまでは投資信託には一切投資したことがありませんでした。

ETFに関しては、日本国内からの米国株投資に特定口座が導入される前からマイナーな国内ETF(米国籍)を利用していたこともあり、それなりの期間保有しておりますが、最近は手間や二重課税の問題のことを考えると、日本国内の商品では投資信託をオススメしております。

しかしながら、世界というか投資の本場である米国の潮流としては、投資信託から資金流出が続き、ETFに人気が集中しているようです。

出典元のブルームバーグのデータによると、米国のETFに約4270億ドルが流入しているのに対し、投信からは約4690億ドル資金流出しており、米投資信託協会の1990年以降のデータでは過去最悪の1年となるペースとのこと。

原因として考えられているのは、1年前SECがETFの承認プロセスを簡素化し要件緩和したことだと言われております。

アクティブ系の商品は投信のみの取り扱いだったのが、ETFで商品開発されしかも信託報酬が安いとなれば自然な流れかと思います。

自分自身は資産の大半をETFで保有しておりますが、日々の動きが気にならなくなるという観点では投信の方が良い気がします。

その一方で、トレーディングも含めた機動性は圧倒的にETFの方が良いのも事実です。(トレードで儲けたり、リバランスを頻繁に行いたい方にはETFの方が相性が良いかもしれません)

最近は投信もETFも素晴らしい商品が多くなったため、正直ここから先は好みの問題ですので、投信でもETFでも好きなものを利用すれば良いと思いますが、大切なのは長期の運用で市場から複利の恩恵を受けることです。

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