出典元の記事の内容を安易にタイトルにしようとしたところ、米国株ブログ村的には新型バフェットの名前のような感じになってしまいました笑
ドットコムバブルの頃のIT企業と現代の巨大IT企業との違いは時価総額もさることながら、単にバブルに乗っかっているのとは異なり経営者にかなり投資家的な視点が入り込んでいるということです。
一代で築き挙げた企業ということもあるのかもしれませんが、かつて政財界に大きな影響を持った大企業もGEにしろエクソンにしろJPモルガンであっても、エジソンやロックフェラー、モルガン家など属人的な力というものを感じることがありました。
企業経営において属人的な力を意識して資金と投資するというスタイルもあれば、誰が経営しても大丈夫な盤石な基盤やブランド力を有する企業に投資するという発想もあります。
どちらが正しいというわけではなく、その業界や時代に応じた対応が求められるというのが無難な答えではありますが、どういったスタイルであっても大切なエッセンスというのは業界や時代を問わず連綿と伝承され続けてきているのです。
数式や数字で説明することは一見すると明快ですが、本当に大事なことは意外と対面による口頭伝承で引き継がれたりしているものです。
出典元のタイトルのアマゾンであれば、バーチャス・サイクルの話やベゾス氏個人がグラハム家からワシントン・ポストを買収したりと、数字ではない資産を引き継いでおります。
書籍やネット記事、SNSから得られるものも多くありますが、本当に貴重な経験はリアルな実体験から学び取ることになるのではないでしょうか。